普通、Windowsのマウス設定は、マウスポインタの「加速」が有りになっています。例えばマウスを手元で10センチ動かしたとします。ゆっくり動かすと画面ではポインタはあまり動きません。速く動かすとより遠くへポインタが動きます。同じ10センチなのに結果が変わってしまう。手の移動距離とポインタの動きが比例しない(非線形/non-linear)のです。これは広い画面でWindowsを操作するのには便利なのですが、BBにはたぶん邪魔です。急いで動かすと思ったよりも遠くへポイントしてしまうからです。
人間の適応能力は優秀なので、ベテランの中には加速ありのまま慣れてしまっている人も多いかも知れません。ですがこれからBBを始めるなら、この加速を切ったほうが早く上手くなると思います。(脳や体がフィードフォワード制御を獲得するに当たって、どちらが容易だろうと考えたらば、そりゃ線形な特性の方が容易だろうという事です)
※加速オフにすると細かい作業はし辛くなります。ブラックパールをつまむとか、ベンダーにアイテムを綺麗に揃えて並べるとかね・・・。
で、その加速の切り方についてです。初めに注意事項ですが、マウス製品によっては独自のマウス用ソフトウェアをインストールするため、以下の記述(1〜3)と合わないものがあります。私が確認しているのはロジクールの製品と、マイクロソフトの製品(インテリポイントをインストールさせるもの)です。これについては後述します。
(1)Windows XPの方
マウスのプロパティで「ポインタの精度を高める」というチェックボックスがあるはずです。チェックを外すと加速がオフになります。
(2)Windows2000の方
マウスのプロパティに、加速を調節する項目があります。
(3)Windows98,Me,95の方
残念ながら通常(Windowsの標準マウスドライバ)は、加速を切ることができません。ただ、加速の度合いを変える設定項目があるので、それを最小にするとややマシになるでしょう。私のやっている「無理矢理切る方法」もあるのでやってみたい方は下の「例外その2」を読んでください。
■例外■
ロジクールやマイクロソフトのマウス(インテリポイントを入れるもの)では、独自のマウス制御ソフトを入れさせられ、Windows98,Me,95でも、マウスの加速のオンオフが可能です。マウスのプロパティの中を捜してみてください。マイクロソフトのやつでは下の写真のようになります。
■例外その2■
(3)で述べたWin98系で標準のマウスドライバを使っており、加速を切れないようなマウスでも、無理矢理切る方法があります。
(2)レジストリをいじくーる
調査中。目星はついたけど検証してないので、分かったら書きます。
<11月23日追記> 分かりました。 自信の無い方はやらないでください。やるなら念のためレジストリを別ファイルに書き出しておくことをお勧めします。もちろん、それを使ってシステムの復旧をする方法を知っていることが前提ですよ!まぁ、いじる場所さえ合っていれば、最悪マウスが使えなくなるだけなんで(w)、キーボードだけでWindowsを操作してマウスプロパティにアクセスできるスキルがあれば元に戻せるとは思いますが。
さてレジストリエディタ(regedit)で以下の場所を見てください。
HKEY_CURRENT_USER
└Control Panel
└Mouse そこに次のような名前のキーがあるはずです。
MouseSpeed, MouseThreshold1, MouseThreshold2
この三つの値を 0 にしてください。これで完全に加速がゼロになります。
★やりかたが分からない場合、或いは面倒くさがりの人★ もし不具合が起きても責任は持てませんが、私の用意したこのファイルをダウンロードして、そのファイルをWクリックしてください。「レジストリに追加しますか?」と聞かれますのでOKしてください。すると上記三つの値が変更され、加速がオフになります。マウスプロパティをいじるとまたもとに戻ってしまうと思われますが、そのときは上記の操作を再度行ってください。
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これ駄目でした。Windows 9x
系標準ドライバでは、レジストリ変更で加速を切ってしまうと、マウスの速度が遅いまま固定になってしまいます。ご迷惑をおかけしました。(2003/01/07記)
これはどんなマウスでも設定できるはずですな。こんな感じのやつ
どれだけ短い間隔でクリックするとダブルと判定するか、という設定です。これがどうBBに関係あるかって?
ボールキャッチ時に少し関係あります。ボール、というかアイテムがドラッグされたと認識されるまでには次のようなステップが内部的にあります。 これはアイテムの上でマウスを動かさずに左ボタンをプッシュすると分かります。少し遅れてアイテムが持ち上がるはずです。この遅れが上記の「一定時間」であり、この時間の長さを決めているのは、ダブルクリックの速度なのです。
普通ボールのキャッチ(カット)を狙うときはポインタをグリグリ動かしてドラッグしますが、とっさのカットなどではポインタが動いていない場合があります。この場合、上記の「一定時間」の分だけ遅れがあるので取り負けることがあります。というわけで、上の写真のスライダは「速く」の方に近い方がいいのです。
※あんまり速くするとダブルクリック自体が難しくなります。そこで私はホイールボタンにダブルクリックを割り当てています。
※さらにディープな話:
このダブルクリック速度を任意に数値で設定するツールが存在します(私が作ったものは こちらでDL)。普通マウスのプロパティ画面で最小に設定しても150msあたりですが、もっと小さくすることもできます。やってみると面白いです。ただしあまり小さくすると弊害もあります。遠距離から走り込んでのキャッチや、動きながらのカットが明らかに難しくなります。理由ははっきりとは分かりませんが、ネットワークの遅延や画面の描画遅延が絡んでいそうです。
余談?:
画面の解像度を変えても、UO上で一マス分マウスポインタを移動するための手の移動量は変わりません。ボールコントロールを容易にするためにモニタ解像度を下げろ(800x600ドットとか640x480ドット)とよく言われます。その際、マウスの見かけの移動距離が増えて感触が変わってしまうように思えますが、実際のところ手の動きは全く変わりません。見かけに騙されないように。